“.Ki-wi- WORKSHOP in SOLOMON ISLAND 2018” に協賛させていただきました
.Ki-wi-のプロジェクトのことを聞いたのは、夏前くらいやったかな?
大学時代の同級生がニヤニヤしながら話してくれた。
「ソロモンでワークショップやろうと思うねん〜」
「はい?ソロモンって?」
「ソロモン諸島のソロモン。向こうの幼稚園と小学校で版画のワークショップしようかと。」
「…はい?(また、面白いこと言いだしたやん。笑)」
彼女の名前は、ツツミアスカ。
版画の作家活動をしてる。
その道じゃあ、まあまあ有名な作家さんで、国内外で年に何回も展覧会をこなすストイックガール。
かれこれ20年のお付き合いになるかな。
そんな彼女が面白いアイデアを形にしようとしていて、応援させてもらうことになりました。
プロジェクトの概要はこんな感じ。
海外で美術のワークショップ(デモンストレーションや体験学習)を行い、国際交流を目指すというもの。
今回はソロモンで開催するんやけど、その経緯は割愛させてもらって、と。
そもそも、ソロモンには画材屋がない。絵の具を売ってる店がない。美術の授業で使う材料と用具(筆とかハサミとか画材とか)が不足している。なんなら、紙もあんまりないらしい。雰囲気は20年前のバリみたいな感じって言ってたから、ゆっくりした時間が流れてる島っぽい。
そこで、日本の美術の代名詞ともいえる木版画のデモと、現地で調達できるものを使って体験学習をするんやって。
絵の具がないから、インスタントコーヒーでインクを作ったり、葉っぱを版にしたりするんやって。
そうやって子どもたちが作った作品を日本に持ち帰って、帰国報告展を開催して作品を販売。売上金で画材を買って、ソロモンでの受け入れ機関の幼稚園や小学校に送る、というのが概要。
ぐるっと回って、はい、面白い!
ぐるっと回った画材で、これからの子どもたちの感性が育ったらいいなぁ(今も美術の時間はあるみたいやし、それはそれでどんな授業か気になるけど。)とか、日本人に初めて会う子ばっかりやろうし、アスカはどんな人に見えて記憶に残るんかなぁ、とか。
子どもたちにとっても、彼女にとってもいい時間になったらいいなぁ、と、いろいろ妄想中です。
ひとりで現地に向かう、チャレンジャーな彼女を尊敬するとともに、プロジェクトの成功を心よりお祈りしています。
“WORKSHOP in SOLOMON ISLANDS 2018”
2018年11月5日(月)〜9日(金)
ソロモン諸島ウェスタン州ノロの幼稚園・小学校にて
・水性木版画の実演
・葉っぱ版画インスタントコーヒー絵具刷り体験学習
・紙コラージュ体験学習 など
.Ki-wi- オフィシャルサイト
https://ankiwi.jimdofree.com/
ツツミアスカ ウェブサイト
https://www.asuka-tsutsumi.com/
※画像は、アスカからもらってウチで大繁殖した多肉ちゃんです。